漢方と西洋薬の併用

西洋医学の発展と心療内科

心身の不調時に病院へ行くと不調の様子に合わせた薬を処方してもらい決められた容量と用法を守り改善を目指したり、医療機器を使って患部がどのような状態にあるのかを検査し治療をします。この場合、患部がどのような状態であるのかがわかるだけではなく、検査と同時に悪い部分を切除することも可能な場合もあるのです。これらを総合して西洋医学と呼びますが、西洋医学の特徴は患部に直接アプローチすることなのです。

科学の発展により医療機器を使い患部がどのような状態にあるのか検査をすることも可能になりましたが、検査と同時に悪い部分にアプローチし治療をすることもあります。このように西洋医学は現在の医療の主流となっていますが、一方で西洋医学で用いる薬とともに東洋医学で使われる漢方を併用し治療をすることもあるのです。

東洋医学の特徴と漢方薬

東洋医学は約二千年の歴史をもち、根本的に体の内側から不調を改善することを目的としています。鍼灸や漢方などを用いて治療をするだけではなく病気そのものを未然に防ぐことも目的としているのです。体の不調を訴え病院を受診し検査をしてもその不調の原因がわからない場合、心療内科を紹介される人もいます。心療内科は体の不調を心理的、社会的な要因から引き起こされる症状としてその原因を探り治療をする診療科目で、心と体の不調は関係があると考え主に西洋医学で用いられる薬で改善を目指しています。一方で漢方も併用することもあり、長期的に服用する漢方薬を用いて患者自身が持っている体質の改善を目指すなど、不調の根本的な原因を西洋医学と東洋医学を併用しながら改善を目指しているのです。

精神科を名古屋で開院している病院やクリニックの中には、夜間まで精神疾患や不眠症の悩みを抱える患者の診療を受け付けているところが多くあります。

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