漢方のメリット・デメリット

心療内科における漢方薬治療

心療内科における薬物治療はなんとなく西洋薬が使われているイメージがありますよね。実際に西洋薬が使用されることはよくあり、西洋薬の効き目がなければ薬を変えたり、薬の量を増やしたりすることもあります。そうなると薬の依存性や副作用が気になりますよね。心療内科の治療では漢方薬が使われることもあり、漢方薬をうまく使うことで様々なメリットがあります。まずは漢方薬について詳しく見ていきましょう。漢方薬とは中国が起源であり、自然にある植物、動物、鉱物などから作られています。漢方薬は症状を改善するだけではなく体質も改善されて自然治癒力も高まります。一概には西洋薬と漢方薬どちらの方が優れているということなはく、併用することでさらにいい結果に繋がることもあります。

漢方薬のメリット、デメリット

漢方薬のメリットは西洋薬と比べて副作用のリスクが少なく、依存性がありません。西洋薬によくある眠気もないので、仕事のある方や車を運転する方にも安心して使用することができます。また西洋薬では効果が強すぎる場合にも漢方薬ならば調整がしやすく、早い段階から使えるのも特徴です。デメリットとしては漢方薬は毎日服用して体質改善をしていくものになるので、西洋薬に比べると速効性はありません。また、漢方薬の多くはその人の体質にあったものでないと効果を十分な発揮しない場合があります。そして漢方薬独特の香りや味から人によっては飲みにくい場合もあります。しかしながら、西洋薬での副作用、依存性が心配な方でも漢方薬なら安心して使えるかもしれませんね。

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